時期 本祭り 7月15日
天王祭(御旅所出立)
宵祭り 7月14日
後祭り 7月16日
場所 平野天神天満宮
天王祭は毎年7月15日に行われる平野天神天満宮の例大祭で、平野地区で一番大きな祭りです。以前は祇園祭と言われていた夏祭りで、京都の祇園祭が起源とされています。14日は宵祭り、16日は後祭りが行われます。平野天神天満宮は989年に建てられたと伝えられており、豊穣の神豊受大紳と須佐之男命を天王として祀ってこの天王祭が行われてきました。
7月14日の宵祭りは、夕方天満天神社で神事を行い神楽の奉納を行った後、2台の御輿が出て平野地区内を回って、夜遅く御旅所(平野診療所)に着き一泊します。神輿は歳男が担ぐ本神輿と若者が担ぐ御輿があり、子供神輿も出ます。
天王祭
7月15日の本祭りは、午後2時頃御旅所で神事を行い神楽奉納の後、神輿は地区の北側にある不動尊に行き神楽を舞う。この後神輿は地区内の数か所の天王社や道祖神をめぐり、そこで神楽を舞い、神輿は休み担ぎ手はお酒や食べものを接待される。最後に立ち寄るのは平野地区で最初に人々が住み始めたとされる古屋の道祖神で、この後天満天神社に帰ってくるが、このころには午後11時前後になっている。神輿は神楽を奉納し神事を行って、社殿に納められる。この後、歳男達は社殿の隣にある土俵で相撲を取り、一番強い男を大関と決める。大関は一年間のお祭りの世話役をつとめることになる。
7月16日は後祭りで、若者が地区内の各戸を回って神楽の「剣の舞」を舞う。以前は食い祭りと言ってごちそうを食べつくすにぎやかな祭りであったが、今はこの風習は無くなってしまった。
天王祭(不動尊前)
天王祭は時代の変化と共に運用形式も変わってきており、以前は女子青年部も祭りに参加して男女の交際の場となっていたが、現在は女子の参加は見られない。また各家の戸主は神輿送りをし、多くの住民が参加をして祭りを盛り上げていたが、これも今はあまり見られず、周りで見守る人も減っている。神輿の担ぎ手は地区に残った若者が村を出ていった同僚などに連絡して、祭りに参加を募って人数を確保している。今後もこのような若い人たちの絆によって、この祭りは支えられていくことになるでしょう。