2008年11月13日木曜日

山中湖の白鳥の世話を20年間されている 羽田三ニさん

羽田三ニさんは昭和63年から白鳥に餌を与えるようになり、以来20年間ほぼ毎日(朝、昼、夕の3回)湖畔で餌やりを続けています。羽田さんは白鳥の産卵場所の確保や、釣り針などで傷ついた白鳥の保護をしたりと、毎日湖畔で白鳥を見守ってきたため、”白鳥の叔父さん”の愛称でよく知られており、これまでに新聞、テレビなどのマスコミに何度も登場しています。



羽田さんは以前から生き物が好きで、小鳥、鳩、犬などを飼っていました。子ずれの白鳥が可愛いのでパンを与えたのが、白鳥の世話をするきっかけとなり、当初は知り合いからパンくずなどを集めて白鳥に与えていました。15年ほど前、村に申請して餌を負担してもらえるようになり、カモ用の餌を買って湖畔の数箇所で与えています。

白鳥を見回っていると、ときには白鳥の巣の卵が取られたりすることもあるそうです。これはほとんど心ない人によるもので、このため人が巣に近づかないよに気をつけたりしているそうです。


白鳥に餌をあげる羽田さん




また多くの釣り人が湖畔で釣り針やテグス、鉛の錘などを放置し、それを白鳥が食べたり足や羽根、嘴に引っ掛けて傷つくことが多くあるそうです。この白鳥を餌で近付けて捕獲し、これらを取り除いたり、場合よっては専門病院に連れて行ったりもするそうです。鉛を飲み込んだ白鳥は鉛中毒にかかり、助からないことが多いようです。

湖畔に捨てられたテグスは1年間で大きい袋にいっぱいになるほど拾うそうです。


餌に群がる白鳥

現在山中湖の白鳥は約50羽が棲みついて、大半が嘴の上にこぶのあるコブハクチョウで、コクチョウ(黒鳥)もいます。コブハクチョウは棲みついたら、他に飛んでいくことは殆どないようですが、餌がないときには他に行くこともあるそうです。

オオハクチョウなどが冬にやって来ても、白鳥は縄張り意識が強く、棲みついたコブハクチョウがオオハクチョウなどを追い払ってしまうようです。

白鳥の世話で一番の苦労は、凍った湖で白鳥が氷に閉じ込められた時に、ボートを出して救出することだそうです。

羽田三ニさんは80才を越えたとは思えないほど精力的に白鳥の世話をされていますが、これからも毎日白鳥の世話をされると話されていました。

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